韓国のKorMedi紙(医療関係の業界紙)によれば、イギリスの
心理学者が、禁煙政策を進めていく上で、大変、参考になる
有用な研究結果を発表したとのこと。
簡単に言ってしまえば、視覚的に目立つように赤で書かれた
「禁煙マーク」などは、逆に喫煙者の喫煙衝動を刺激して
しまうというものだ。
現在、禁煙中の「ヲタク」が思うに、確かに、街中の禁煙表示
には、ニコチン中毒のメカニズムや人間心理を、もっと深く
探求した上での工夫が必要であることに間違いはない。
関連記事を読んだから、なおさらそう感じるのかもしれないが、
「ヲタク」自身、実際に目にする喫煙の場面よりも、むしろ
視覚的に刺激の強い「禁煙マーク」などによって、「タバコ」を
意識させられることが多いように感じる。
ちなみに、正体不明の頭痛や睡魔、口の渇き、これまで感じた
ことのない種類の筋肉痛など、「ヲタク」の心身の変調(おそらく
禁断症状)は、禁煙後2ヶ月が過ぎた今でも、「ヲタク」を苦しめ
続けている。
△「読者の同情を買おうと
しているのか?」
ニコチン中毒とは、つくづく恐ろしいものである・・・。
ここでは、「ヲタク」自身、今後ともニコチンと戦い続ける決意を
新たにする意味で、関連記事を翻訳練習させてもらった。
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■'금연’ 표시는 흡연을 부추긴다
禁煙マーク、逆に喫煙欲求を誘発
(KorMedi 5月7日)
‘금연’ 표시가 오히려 한 대 피우고 싶다는 욕구를 유발
한다는 연구결과가 나왔다.
禁煙マークが、逆に「一服したい」という喫煙欲求を誘発する
という研究結果が出された。
영국 옥스퍼드대의 브라이언 어프 박사는 흡연자들을 두
집단으로 나눠 사진을 몇장씩 보여줬다. 사진은 금연
표시가 배경이나 모서리에 들어가 있는 것과 해당 표시를
삭제해버린 것의 두 종류였다.
英オックスフォード大学のブライアン・アープ博士は、喫煙者を
2つのグループに分け、写真を数枚ずつ見せた。一方の
グループには、禁煙マークが背景や隅っこに入っている街の
風景写真を見せ、もう一方のグループには禁煙マークが
削除された同じ風景写真を見せた。
그 다음엔 화면을 통해 각종 이미지를 보여주고 조이스틱
으로 반응을 표시하게 했다. 선호하는 이미지가 나오면
스틱을 몸 쪽으로 당기고, 기피하는 이미지가 나오면
스틱을 몸 바깥쪽으로 밀게 하는 테스트 방식이다.
その次に、モニターに各種の画像を映し出し、レバー状の
スイッチの操作を通じ反応させた。好感を感じる画像が
出れば、レバーを自分の方に引き寄せ、避けたい画像が
出ればレバーを自分から遠ざけるという方法でテストした。
그 결과 금연 표시를 사진에서 보았던 집단은 그렇지 않은
집단에 비해 재떨이나 담배 등의 이미지에 더욱 긍정적
으로 이끌리는 태도를 보였다.
その結果、禁煙マークを写真で見たグループでは、そうでない
グループに比べ、タバコや灰皿などの画像により強い好感を
示した。
어프 박사는 “사람들에게 분홍색 코끼리를 상상하지
말라고 하면 오히려 머릿속에 분홍코끼리를 떠올리게
되는 ‘역설 효과(ironic effect)'를 입증한 연구"라고 설명
했다. 역설 효과란 ‘무엇을 하지 말라’는 부정적 내용을
담은 정보가 주어지면 오히려 그 ‘무엇’에 대한 생각을
떠올리게 되는 현상을 말한다.
この結果についてアープ博士は、「人々にピンクのゾウを
想像してはならないと言えば、逆に頭の中にピンクのゾウを
思い浮かべてしまう『逆説効果(ironic effect)』を証明した
ものだ」と語った。「逆説効果」とは、「何々をするな」という
否定的な内容を含んだ禁止形の情報が、逆に、その
「何か」を思い起こさせてしまう現象を意味している。
그는 “ ‘금연’ 표시는 거리 도처의 창문과 출입문 등에
붙어있어서 흡연자가 이를 보는 경우 오히려 한 대
피우고 싶은 충동을 느끼기 쉽다”면서 “담배를 덜 피우게
하려는 표시가 오히려 더 많이 피우게 만드는 것은 역설”
이라고 말했다.
博士は、「『禁煙マーク』は、出入り口や窓など街のいたる
ところに貼られているが、喫煙者がそのマークを目にすると、
逆に『一服したい』という衝動を刺激することになる。
タバコを吸わせまいとするマークが、逆に喫煙欲求を誘発
するのは逆説だ」と語った。
그는 “아직 발표되지 않은 후속 연구에서 ‘금연’표시가
정말로 흡연욕구를 부추긴다는 사실이 더욱 분명하게
확인됐다”고 밝혔다.
さらに博士は、「今後、発表を予定している後続の研究では、
『禁煙マーク』が喫煙者の喫煙欲求を誘発する事実が、一層
明確に確認された」と語った。
그는 “많은 공중 보건 메시지가 ‘음주 운전을 하지 말라’,
‘마약을 끊어라’ 등의 부정적인 형식으로 표현된다”면서
“이런 메시지들이 실생활에서 오히려 역효과를 내고
있을지 모른다”고 말했다.
博士は、「公衆向けの多くの保健標語が『飲酒運転をなくそう』、
『麻薬に手を出すな』などの禁止形で表現されるが、こうした
メッセージが、実生活では逆効果を生んでいる側面もあるかも
しれない」と語った。
이번 연구 결과는 6일 ‘영국심리학회(British
Psychological Society)’ 연례회의에서 발표됐으며
영국일간지 데일리메일 등이 같은 날 보도했다.
この研究結果は、6日、「イギリス心理学会」年次大会で
発表され、英日刊紙・デイリーメールなどが同日、報道
した。
△「そんなことよりヲタクさんッ!
禁煙して前髪が濃くなってきたって本当ですか?!」
△「単なる目の錯覚だ」
(終わり)