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仁川中華街とノワール

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악인은 너무 많다  「悪人がいっぱい」 2011年  〇〇〇〇-



インチョン(仁川)を舞台にしたノワール映画。

港と並び、中華街が主要な舞台の一つになっていた。


△インチョン中華街

暴力組織から足を洗い、闇の興信所を経営する男が主人公。



娘の親権を得るため裁判を準備しており、弁護士からは非正規でも
いいから税金を納める正業につくよう勧められている。



そんな男が、旧日本軍が仁川港に残していったとされる金塊を
めぐる血なまぐさい争いに巻き込まれていく。


△映画の中に登場した中華街の餃子

容易ならぬ事態の進展の中、彼は親権をあきらめ、時々、娘と
会えるようにしてくれるよう元妻に頼み、了解を得た。


△死を覚悟し、一人、餃子を食べる主人公

危険な調査の末、男はついに、思いもよらぬ真実にたどり着く。


△父親が殺された幼稚園の園長と中華街を歩く主人公

真実を知った主人公は、中華街の提灯の下で、黒幕が放った2人組の
刺客に刺されてしまう。


△提灯の下でうずくまる主人公

映画は、男の生死をぼかしたまま終わったが、「ヲタク」としては、
男が死んでいないことを願わずにはおれなかった。

それにしても、さすがは韓国ノワールだ。

とにかく俳優の存在感が半端ではなかった。


△真実を悟った主人公

特に主役を演じたキム・ジュンベ

風貌が、どことなく「ヲタク」の義理の兄(妻の次兄)に似ている。

次回のプサン訪問では、プサン中華街で、主人公が食べていた
「군만두(焼き餃子)」でも食べてみるつもりだ。

■해결사 「トラブルシューター解決士」 2010年  〇〇〇



元刑事で事件相談所を経営している主人公。

大統領選挙にからむ政界の汚職隠蔽工作に巻き込まれ、命の
危険にさらされる。


△ソン・セビョク(左)とオ・ダルス

信頼を寄せていた人々に裏切られる中、主人公の命を救い、
ともに巨悪を暴いていったのは、2人の刑事だった。

俳優のソン・セビョクとオ・ダルスが刑事役でいい味を出していた。



(終わり)




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