■밀정 「密偵」 2016年 〇----
2016年、750万を超える観客を動員した大ヒット作(年間3位)。
1920年代の日本統治時代、独立運動を取り締まる側にいた総督府の
朝鮮人警部が、様々な葛藤を経ながら、朝鮮独立を目指す「義烈団」の
大規模な爆弾テロ(架空事件)に加わって行く過程を描いた愛国主義的
フィクション映画。
この映画には、民族の独立を目指す大義(あくまで韓国限定)のため
なら、暗殺でも爆弾テロでも美化し称賛してしまう、現代韓国の
無邪気な社会意識が反映していると見てよい。
正直、「ヲタク」にはついていけないメンタリティーである。
なお、当ブログで、過去、「義烈団」の爆弾事件と関わりのある
記事を書いていたので、あらためてここで、紹介しておく。
・「ソウルのオフ会」(2005年12月)
・「イバグ工作所で考えたこと」(2014年8月)
(終わり)
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総督府警部の爆弾テロ
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