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韓国映画と北の核放棄

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■스파이 「ザ・スパイ  シークレット・ライズ」  2013年 〇〇〇--
(296)



2013年、340万を超える観客を動員したスパイコメディ(年間12位)。

それにしても、何という偶然だろう。

史上初の米朝首脳会談(6月12日)を目前に控えたこの時期。


△6か国協議が開かれるプサン市海雲台(映画より)

「ヲタク」が見た、この韓国のスパイ映画では、6か国協議を通じ、
北朝鮮の核放棄とともに朝鮮半島の平和構築が大きく前進する、
という架空の国際情勢が背景になっていた。



一方、そうした雪解けムードの中、朝鮮半島で武力衝突を起こし
一儲けをたくらむ国際的な兵器商人が、協議を妨害し、韓国から平壌に
ミサイルを撃ち込むテロを画策する。


△6か国協議の様子(映画より)

そのテロを、韓国情報機関のスパイである主人公の男とその妻、
そして韓国への亡命を望む北朝鮮の女性科学者らが力を合わせ防ぐ、
という展開だ。

あらためて書くようなことではないが、映画と現実は違う。

それでも、明日の米朝首脳会談が、朝鮮半島の平和構築に向けた
大きな第一歩になることを、心から期待したいと思う。



(終わり)



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