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韓国映画と王の筋トレ

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■ 역린  「王の涙 イ・サンの決断」 2014年 〇----
(298)



2014年、380万を超える観客を動員したヒット作(年間8位)。

18世紀後半、血なまぐさい陰謀が渦巻く、門閥間の権力争いの場と
化していた宮廷で、1人の英雄的な若い王が、王の権力と権威を
取り戻していく時代劇。



なぜか、主人公の王が、ストイックに筋肉トレーニングに励む
シーンなども登場する。



「ヲタク」的には、かなりの違和感を感じてしまったシーンである。

意地悪く言えば、滑稽ですらあった。

しかし、ちょっと視点を変えてみれば、ヒョン・ビン(王の役)
ファンの多く女性たちが、おそらく、こうしたシーンに、胸を
「キュン」とさせられたのだろう。



良くも悪しくも、この映画は、兵役の義務を果たし社会に復帰した
ばかりの男優(ヒョン・ビン)の魅力をウリに、多くの女性ファンの
ハートをつかもうとした映画だったと言える。


△白馬にまたがった朝鮮王(ヒョン・ビン)

そうした意味で、ヒョン・ビンのファンか、韓国語を学んでいる人
以外には、時間の浪費に終わってしまいそうな映画である。





△「あのサルはメスだったのか?」


(終わり)


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