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韓国映画とカリブの小島

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■집으로 가는 길 「マルティニークからの祈り」 2004年 〇〇---



2013年、185万を超える観客を動員した実録風映画。実際の事件を
元に創作された作品。

この映画も、舞台はソウルだが、多くのシーンがプサンで撮影されて
いる。

友人の保証人になっていたばかりに、夫婦で経営していた自動車
整備工場も家も失うはめになり、窮地に陥った夫婦。

夫人は、夫の後輩が持ち込んだ女性にしかできないという儲け話に、
迷った末に乗ることにした。

それは、観光客を装い、金の原石を隠した旅行カバンをガイアナから
フランスまで運ぶという闇仕事だったが、もし、見つかっても税金を
徴収されるだけで罪にはならないという安全な仕事のはずだった。

しかし、実際にそのカバンに入っていたのは大量のコカインだった。


△Googleマップより

フランスの空港で摘発された女性は、カリブ海のマルティニーク島
(仏領)の刑務所に入れられ、韓国の在外公館の怠慢もあり、裁判も
受けられないまま、約2年間をその島で過すことになった。

たとえ知らなくて運んだ場合であっても、麻薬の運び屋に対する
罰則は厳しい。

韓国のテレビ取材班の支援を受けることになった主人公ではあるが、
結局は、裁判で実刑1年の刑を言い渡された。

しかし、すでに2年も拘束された状態だったので、判決後、即、自由の
身となり、やっと韓国に帰国することができた。

特におもしろい映画ではなかったが、いろいろと社会勉強にはなった。



(終わり)

 

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