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釜山方言を話す美女

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■우리 형  「マイ・ブラザー」 2004年  〇〇---
 


2004年、240万(映画振興委)を超える観客を動員した映画。

プサンを舞台に、兄と弟の相克と絆を描いたヒューマンドラマ。



この映画では、ヒロインを演じていた(若き日の)イ・ボヨン
プサン方言に、ドキッとさせられてしまった。



考えてみれば、韓国の映画に登場するプサン方言は、人情味はあっても、
どちらかと言えば、粗野で滑稽な印象が強い。

場合によっては暴力的なイメージさえある。



「ヲタク」の記憶が正確なら、清楚な美人がプサン方言を話す映画を
見るのは、この映画が初めてだ。



もちろん、彼女のプサン方言は役柄として話すソフトなものでは
あったが(彼女は慶尚道の出身者でもない)、それでも、「ヲタク」の
心を揺さぶるには十分だった。

■황산벌 「(直訳)黄山伐」 2003年  〇----



2003年、270万(映画振興委)を超える観客を動員した映画。

7世紀後半、新羅と唐の連合軍(羅唐連合軍)が百済を滅ぼした
 黄山伐(ファンサンボル)の合戦を題材に描いた異色の歴史コメディ。

この映画では、朝鮮3国の王や将軍たちが、百済は現在韓国の全羅道
方言を、新羅は慶尚道方言を、そして高句麗は北朝鮮の朝鮮語を、
それぞれコミカルに誇張して話していた。

各地域の方言を楽しませてもらったが、物語の展開には、全く感情
移入できなかった。



(終わり)



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