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韓国映画と中間考査

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■고死:피의 중간고사  「ブラッディ・ミッション」2008年 〇----
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2008年、160万を超える観客を動員した学園サスペンス・ホラー。

考査問題の不正漏洩問題をめぐり事件の隠ぺいをもくろむ教員から
殺された生徒(自殺で処理)の親が、学校の中間考査を利用し、教師や
生徒に復讐する物語だ。

この映画では、あらためて、IT環境の整備が進む韓国の学校教育の
実情に関心を引かれた。


△2008年当時における韓国の高校の職員室(映画より)

これまでも、オンラインシステムによる生徒の出欠管理をはじめ、
各教室へのパソコンおよび大型モニターの設置、学園内外の監視カメラ
設置など、プサン市の学校で、直接、目にはしてきたが、マークシート
方式で行われる中間考査には、ちょっと驚かされた。


△韓国の高校における2008年第1学期中間考査(映画より)

現在、実際にどれくらいの高校がマークシート式の考査を行っている
のか、知る由(よし)もないが、映画の関連シーンには非常に新鮮な
印象を持った。

「중간고사(中間考査)」という漢字語が、過去の日本統治時代から
引き継いだ学校用語であることに間違いはないが、こと、教育環境の
IT化に限って言えば、どうやら、韓国は日本のはるかに先を走って
いるようだ。




(終わり)


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