■궁녀 「宮女(クンニョ)」 2007年 -----
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2007年、140万(公式統計)を超える観客を動員した異色の時代劇。
朝鮮王朝の宮廷を舞台に、密かに王の子を産みながらも、子どもを
側室に奪われた上、殺されてしまった側室付きの女官が、死後、悪霊と
なり、自分の子を王にするため、側室に乗り移り暗躍する物語。
△主人公の女医(左)
ただ、この映画の主人公は、悪霊になった女官ではなく、女官の死の
真相を命がけで解き明かした宮廷の女医。
女医は、女官の死の真相や悪霊が乗り移った側室の正体を一生、口外
しないことを誓い、側室に仕え続ける道を選ぶ。
△母親の葬儀の場で次期王を披露する王(右)と王子の母親の側室(左)
ミステリーとホラーが合体したような不気味な映画であった。
もちろん、「ヲタク」の趣向には全く合わなかった。
(終わり)
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韓国映画と宮廷の女官
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