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韓国映画と王女の恋

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■궁합 「ときめき・プリンセス婚活記」 2018年  〇〇---
(504)



2018年、130万を超える観客を動員した時代劇。

映画の原題は、易学で男女の相性運を表す「궁합/宮合」。

同じ制作陣の手による「観相師」、「明堂」(※風水師)と合わせ
「易学3部作」を成す作品。

こうした映画を見るにつけ、あらためて、現代においてなお、易学
(占い)や霊能者が一定の影響力を持っている韓国社会について
再認識させられる。


△王に対し、「愛のない人生の無意味さ」を訴える王女(映画より)

ただし、この映画で、主人公の王女は、自分の愛を貫くため、
王女の身分を捨ててまでも、愛する男の元へと走る。


△命がけで自分を救ってくれた易術師と結ばれた王女(映画より)

封建的な身分にしばられることなく、自分の愛を貫いた王女の姿は、
実に現代的な価値観に合致している、とは言える。

たとえ相手の男が、易術師(占い師)であったとしても。



(終わり)


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