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韓映画と韓満中日4言語

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천군  「(直)天軍」 2005年   〇〇〇--
(541)



2005年、120万(公式統計)を超える観客を動員したSFアクション。

韓国語に加え、満州語、中国語、最後に日本語まで登場する、国際色
豊かな映画だった。

2000年の南北首脳会談により朝鮮半島が和解ムードに包まれていた
2005年、南北朝鮮の兵士ら7人が、巨大彗星の接近により16世紀の
朝鮮にタイムスリップしてしまう。


△女真族の女真語(満州語)にはハングル字幕<映画より>

場所は、女真族(満州族)の度重なる襲撃に苦しめられていた
鴨緑江沿岸の咸鏡道

7人は、そこで不遇をかこっていた不良青年、李舜臣と出会う。


△女真族と中国語で話す李舜臣。画面にはハングル字幕。<映画より>

李舜臣は、女真族との戦いの中で覚醒し、天(未来)からやって
きた「天軍」(地域民が7人につけた名前)の助けを得ながら、
女真族に一大決戦をいどみ、勝利する。

女真族との決戦で生き残った兵士2人は、その後も李舜臣に従い、
後年、李舜臣を支える武将として日本(豊臣秀吉)の水軍とも闘う。


△日本水軍の武将が日本語で李舜臣をあなどっている<映画より>

映画のラストシーンには、鳴梁海峡に日本の水軍を迎え撃つ彼らの
姿があった。

ナンセンスな展開ながら、なかなかおもしろい映画だった。

(終わり)


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