■슬로우 비디오 「スロービデオ」 2014年 〇〇---
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2014年に公開され、110万を超える観客を動員したメルヘンチックな
ラブコメディ。
△主人公が勤務するソウル某区の防犯カメラ統合管制センター(映画より)
防犯カメラのモニターとにらめっこをしながら、さながらバーチャルな
防犯パトロールを行っていた男が、モニターの中に、子どもの頃、
好きだった女性を偶然、発見する。
以後、彼は、モニターを通じ、彼女の日常を熱心に追い続けることに
なった。
まかり間違えばストーカーである。彼女も、ある日突然、目の前に
現れた彼のことを、最初は「変態」と誤解する。
△防犯カメラをモニタリングする係員(映画より)
しかし、やがて誤解も解け、男の一途な恋心が彼女のハートをつかむ。
そして、男の大活躍により、夜道を歩く彼女に迫った危機(連れ去り
犯罪)を未然に察知し、容疑者を現行犯逮捕することもできた。
ところで最近、韓国では、この映画と同じように、防犯カメラ統合
管制センターを設置し、防犯カメラのモニタリング(パトロール)を
行う自治体が増えているとのこと。
プライバシーの保護にどういう配慮がなされているのか、気になる
ところだが、犯罪の予防や捜査に防犯カメラの映像を積極活用して
いくことは、もはや時代の要請なのかもしれない。
とは言え、「いつも誰かに監視されている社会」とは、ちょっと
不気味な社会ではある。
(終わり)
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