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韓映画と遊戯王カード

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■안녕, 형아  「奇跡の夏」 2005年   〇〇〇--
(575)



2005年、110万(公式統計)を超える観客を動員した家族ドラマ。
実話を元に創作された映画である。

主人公は小学生の男の子。兄が脳腫瘍にかかり入院し、数度の
手術の末、視力は失うが何とか命は助かる。

しかし、兄と同じ病室で闘病していた関係で仲良くなった男の子は、
兄が最後の手術を受けた同じ日、亡くなってしまう。

子どもの目を通して描かれた、実に切ない出会いと別れの物語だった。


△主人公の男の子は遊戯王が大好き(映画より)

ところで、この映画で「ヲタク」の印象に強く残ったのは、韓国の
子どもたちを取り巻く日本文化の存在感の大きさだった。


△亡くなった友人の足元に遊戯王カードを置く主人公(映画より)

例えば、主人公の男の子は遊戯王が大好き。

彼は、友人が亡くなった時、足元に宝物の遊戯王カードと花を置き、
彼なりの精一杯の真心で友人の冥福を祈った。



また、男の子のアパートの居間のテレビからは、当たり前のように
日本アニメが流れていた。

テレビ画面に映る日本風の家や日本料理(すき焼き?)。


△この料理はすき焼きか?

意識するしないは別として、現代の韓国人の子どもたちほど、
日本文化にどっぷり浸かって生活している外国の子どもも珍しい
のではないだろうか。



(終わり)



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