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映画とソウルの公務員

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■나는 공무원이다  「私は公務員だ」 2012年 〇〇〇--
(613)



2012年に公開されたコメディータッチのヒューマンドラマ。

主人公は、ソウルの区役所の生活環境課で苦情処理係をしている
30代の未婚男性。

「感情的になったら負けだ」をモットーに、日々、そつなくマイペースで
仕事をこなし、私生活でも特に不満はない。

しかし、職場の上司が話題にする本や世の中のトレンドばかりを気に
かける同僚たちとの会話に、物足りなさは感じている。

そんな彼の元に、インディーズバンドの練習から出る騒音に関する
苦情が舞い込んでくる。そして、紆余曲折の末、自宅の地下倉庫を
バンドの練習場として提供せざるを得なくなる。


△主人公にベースギター担当を頼み込む3人(映画より)

その後、ほどなくしてバンドからボーカルとギタリストの2人が
脱退してしまい、窮地に追い込まれた残りの3人のメンバーたちが、
彼にベースギターの担当を頼み込む。

ひょんなきっかけで公務員兼ギタリストとなった彼の生活と人生観は、
その後、大きく変わっていくことになる。

出世のチャンスは逃してしまうことになるが、彼の生活には、潤いと
ともに張り合いが生まれる。メンバーの1人の若い女性とも、まんざら
でもない雰囲気だ。

彼らの将来は不明確なまま終わってしまうが、そこそこ退屈せずに
見れた映画だった。



(終わり)



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