2011年夏、「ヲタク」が、自身の出入国および家族の
送迎のため、博多港国際ターミナルを訪問した回数は、
今回で実に5度目。
おそらく、今年はこれで最後の訪問だ。
△博多港国際ターミナル
8月下旬の土曜日早朝、やんごとなき事情で、単身、
釜山の実家に帰っていた妻が、およそ1週間ぶりに
福岡に戻って来た。
△展望デッキ
「ヲタク」の記憶が正しければ、20年近くになる「ヲタク」
夫婦の結婚生活の中で、妻が一夏(ひとなつ)に2度、
しかも、一人っきり(2度目)で実家に帰ったのは、多分、
この夏が初めてだった・・・。
△「やんごとなき事情?」
「なぜ、夫婦喧嘩って
正直に書かないんだヨッ!」
できれば、こういう経験は、これで最後にしたいものだ。
△日韓フェリー・ニューかめりあ号
この日の朝、妻は、フェリーのニューかめりあ号に乗って
博多港に帰ってきた。
下船、入国手続きは朝の7時30分から。
△博多ポートタワーとニューかめりあ号
今回、末っ子(小4)と2人で朝早くから妻を出迎えに行った
「ヲタク」は、妻が手続きを終え、再入国するまでの若干の
待ち時間を活用し、様々な角度からターミナルを
撮影してきた。
△妻はまだ「ヲタク」に怒っている
ここでは、例によって、小さな新発見を中心に、簡単な
ターミナル探訪記をまとめてみる。
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■東日本大震災募金箱
ターミナル内の一角に、東日本大震災の募金箱が
設置されている。
募金箱は透明なので、中が見える。
「ヲタク」がちょっと驚いたのは、円やウォン以外のお金も
たくさん入っていたことだ。
例えば、上記写真の一番手前の紙幣はインドネシアの
5000ルピア(約50円)。
■ターミナルの「博多塀」
ターミナル2階の壁は、ちょっと変わったデザインをしている。
瓦や石を埋め込んだ土塀スタイルの壁だが、暖かみが
あって実にいい。
今回、つらつらこの壁をながめていたら、壁の由来について
説明したプレートが目に留まった。
説明によれば、この壁は、「博多塀」のデザインを取り入れた
もの、とのこと。
■福岡市街地の観光案内図
観光客に福岡の市街地を案内するタッチパネル式の
地図を撮影してみた。
この観光案内図は、日本語や韓国語はもちろん、中国語や
英語でも利用できる。
△福岡市街地の韓国語表示
また、地図以外にも、いろいろな機能がついている。
今回、妻を待つ間、「ヲタク」と末っ子がいっしょに遊んだのは、
「カメラ」(フォトメール)。
パネル横についたカメラで写真を撮り、それをE-mailで
送ってくれるというもの。
プリクラ感覚で楽しめるサービスだ。
試しに、「ヲタク」のメールアドレスを入力し、末っ子の写真を
2、3枚、送ってみた。
残念ながら、送信後およそ15時間経った現在もまだ、
「ヲタク」のメールボックスに末っ子の写真は届いていない。
■ひよ子の広告
ターミナル2階にかかっている「ひよ子」の広告も、写真に
収めてきた。
ちなみに、「ひよ子」は韓国語で「히요코」。
■混雑するターミナル(1、2階)
△1階
8月下旬の土曜日。
ターミナル1階のチェックインカウンターも、2階の待合
コーナーも、大勢の利用客で賑わっていた。
△2階
ターミナル2階には、到着口(上記写真手前)と出国口
(同奥手)が並んでいる。
出国を待つ利用客の中には、帰国する韓国人観光客も
目立った。
大震災や原発事故で落ち込んだ韓国人観光客だが、
この夏、客足はずいぶん回復しているようだ。
■博多港入港は6便
その日、妻が利用した便は、フェリーのニューかめりあ号。
△韓国語掲示
掲示板では7時30分到着(定刻)となっているが、実際は、
もっと早く到着している。
7時30分から下船する、という意味である。
△英語掲示
なお、掲示板には4便しか出ていないが、同日、博多港
国際ターミナルに入港した便は、フェリー1便に高速船5便
(コビー2便、ビートル3便)の合計6便。
■タスポの説明
ターミナル2階にはタバコの自販機もあれば、喫煙室も
ある。
ただし、当然のことながら、この自販機ではタスポが
なければタバコは買えない。
ところで、タスポを韓国語で説明するとすれば、上記写真にも
あるように、「성인식별카드(成人識別カード)」が
わかりやすい。
たばことは縁が切れた「ヲタク」ではあるが、タバコ問題への
関心が消えたわけではない。
■駐車場で200円
その日の「ヲタク」の駐車料金は200円。
ターミナル駐車場の料金は30分100円(最初の15分は
無料、1日最大1000円)なので、この日の「ヲタク」の
ターミナル滞在時間は1時間足らずだったことがわかる。
△「喧嘩するってことは、まだ、
お互いをあきらめてないってこと・・・」
「くやしいけど、すてきなご夫婦ですね。うふ」
(終わり)
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妻、戻る
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