■사랑의 선물 「愛の贈り物」 2019年 －－－－－
（８１３）
2019年に公開されたインディーズ系のプロパガンダ風映画。
北朝鮮の黄海道で実際に起きた事件を元に創作された、と謳（うた）
われている作品で、脱北者の映画監督が、朝鮮労働党の地方幹部
たちの金銭がらみの腐敗と、人民の絶望的貧困を描いている。
この映画の主役である傷痍軍人の夫と、生活のため体を売ら
ざるを得なかった妻は、偶然にも全く同じ日の夜、ともに一人娘と
相手の幸せを祈る遺書をしたため、殺鼠剤を飲んで自殺する。
つまり、夫も妻も、家族が生き延びていくために、自分が家族に
あげられる最後の「贈り物」として自死を選んだ、という話だ。
（終わり）
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韓国映画と朝鮮労働党
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