■2度目のロシア語検定試験
△試験会場は都久志会館
2019年10月某日の日曜日、「ヲタク」は、例によって
遥かプサンのロシアタウン(中華街)に思いを馳せながら、
福岡市天神の会場でロシア語検定3級の試験を受けてきた。
今回で2度目の挑戦だ。
陰気で地道な努力の甲斐あって、前回に比べ格段の進歩が
実感できる、充実した受験となった。
△前夜、関東を襲った台風の影響もあったのか、実際の受験者は3人のみ
おそらく、総合得点(300点満点)は前回(168点)を大きく
上回っているに違いない。
△勝負ペンは、ドクターグリップ(0.5mm)2本
ただし、5科目(文法、露文和訳、和文露訳、聴取、朗読)全てで
合格基準(6割)を上回った自信までは持てなかった。
特に和文露訳は散々だった。苦し紛れのロシア語をたくさん書きは
したが、それだけのことである。
さて、どういう結果になるのやら。
ところで、今回、福岡会場で3級を受験したのは「ヲタク」を
含め3人。
「ヲタク」と高齢女性(もしかすると同年代?)、それに1年間の
カザフスタン留学(クラシックバレー)経験を持つ女子高生。
試験中、制服姿の女子高生が課題文をかなり流ちょうなロシア語で
朗読する声が耳に入ってきたが、福岡の女子高生もなかなか大した
ものである。
■見かけた韓国人観光客はゼロ
△中洲の最北端
試験前の待ち時間を利用して、今回も、会場付近を散策した。
途中、観光客らしき白人を4人ほど見かけたが、韓国人観光客の
姿を見ることはなかった。
日韓関係の悪化が影響していると見るほかないだろう。
△試験前、前回とほぼ同じコースを逆向きに散策
もちろん、いた可能性まで否定はできないが、少なくとも
韓国語に特に感度のいい「ヲタク」の耳を持ってしても、
韓国語の会話をキャッチすることは1度もできなかった。
△散策途中、老眼の入った「ヲタク」の目が的確にハングルをキャッチ
前回(5月)、同じ日曜日のほぼ同じ時間帯に3,4組の
韓国人観光客に出くわしたことを思えば、何ともさみしい
限りである。
政治・外交の貧困が民間の交流や経済活動をモロに阻害
していることを考えれば、腹立たしくもなってくる。
(終わり)
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韓オタのロシア語試験
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