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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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韓映画と頭の中の弾丸

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슈퍼맨이었던 사나이  「スーパーマンだった男」 2008年 〇〇〇--
(840)



2008年に公開された社会派のヒューマンドラマ。

1980年の光州事件で父親を失い、自分の頭の中には戒厳軍の
流れ弾が入ったままの男の数奇で悲劇的な半生を、コミカルに、
そして感動的に描いた作品。

男は、交通事故で妻と子を失った後、精神のバランスを完全に
くずし、一時期、自分をスーパーマンと自覚し、様々な
人助けに明け暮れた。

(実話を元に脚色・創作された映画と謳われているが、「ヲタク」
自身、実話の根拠を確認することはできなかった。)


△マドンナのTV局記者を演じたのはチョン・ジヒョン(映画より)

その強引で極端的なストーリー展開には賛否の別れる
ところだろうが、最終的には男の献身的自己犠牲とともに
感動的な結末で終わる。


△男の頭の中にはM16自動小銃の弾丸が入ったまま(映画より)

この映画では、男が、自分の頭の中の弾丸を、クリプトナイト
(スーパーマンの力を無力化させる架空の物質)と語っていた
場面など、日本同様、アメリカ文化の強い影響下にある韓国の
文化状況も感じ取れた。

総じて、そこそこ見ごたえのある映画であった。


(終わり)


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