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韓国女優と邦画問題作

신문기자  「新聞記者」  2019年 〇〇〇〇〇
(872)

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韓国では2019年10月に公開された日本の社会派サスペンス
映画。日本の政治的現実(安倍政権)を痛烈に風刺・批判
した作品だ。

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△主演女優は韓国人女優のシム・ウンギョン(映画より)

リアルな世界でメディアに陰湿な圧力を加え続けている
首相官邸の顔色をうかがい、日本の女優(所属事務所)が
主演をしり込みする中、韓国人女優がいなければ制作
できなかった、との風聞まで流れた問題作。

ここでは、韓国人女優が主演を務めたこの日本映画を、
「ヲタク」が見た韓国映画の1本として、カウントして
おきたいと思う。

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△韓国公開版には、当然、ハングル字幕が(映画より)

この映画で、韓国人女優のシム・ウンギョンは、
韓国人の母を持ち、アメリカで生まれ育った日本人
女性記者の役を熱演した。

いわゆる帰国子女という役柄だったので、微妙に
つたない日本語にも、十分、説得力があった。

まっすぐに真実を追究しようとした彼女は、国民の
目から真実を隠し、さらに事実を捻じ曲げようとする
強大で狡猾な権力の壁にぶち当たる。

彼女の前には挫折と絶望しかないように思える。

果たして彼女に、いや、この映画を見る私たちに、
希望や展望を見出すことは可能なのだろうか。

結局、それは、私たち一人一人が、まず自分が
生きている場所で、何を考え、どう行動するかに
かかっている、ということなのだろう。

「ヲタク」が見るに、安倍政権とは、「安定政権」と
いう羊の皮をかぶった「全体主義」のオオカミである。



(終わり)


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