△ある日のYahoo!Japanテレビより
「ヲタク」にとって、テレビ番組も映画作品と似た
ところがある。
特に関心もなく、偶然、何気なく見始めたものが、
意外と大きな感動をもたらしてくれることが時々
ある。
先日、自宅のテレビで偶然、見たNHKスペシャルも、
そんな番組だった。
△NHKスペシャル「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」より
特に、「ヲタク」は、この番組の中で福岡県北九州市に
住む1人の母親が朗読してくれた、ある本の一節に深い
感銘を受けた。
△NHKスペシャル「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」より
今、君が好きなことがそのまま職業に
つながる必要は全くないんだ。
大切なのは、なにかひとつ、好きなことが
あるということ。
そして、その好きなことがずっと好きで
あり続けられることの旅程が、驚くほど
豊かで、君を一瞬たりとも、あきさせる
ことがないということ。
そして、それは静かに君を励まし続ける。
最後の最後まで励まし続ける。
<福岡伸一「ルリボシカミキリの青」より>
生物学者の書いた散文でありながらも、まるで詩の
一節のように心に響いてくる言葉。
「ヲタク」は、こんな素敵な序文で始まる、この
本を読んでみたいと思った。
△ネイバー・ブックより
福岡伸一の「ルリボシカミキリの青」。
NAVERで検索すると、ちゃんと韓国語版が出ている
ではないか。
さすがは韓国である(?)。
ここは一つ、「ヲタク」らしさを発揮するためにも、
何とか韓国語版を手に入れ、韓国語で読んでみたい
ものである。
次回のプサン訪問時にでも、大きな本屋さんに寄って
探して(店内で在庫検索して)みよう。
(終わり)
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日本の本の韓国語版
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