■헤로니모 「ヘロニモ・リム」 2019年 〇〇〇〇-
(918)
2019年公開のドキュメンタリー。
韓国系アメリカ人の若い弁護士がキューバを訪れ、
キューバ革命の闘士でチェ・ゲバラの同僚でもあった
韓国系(朝鮮系)キューバ人、ヘロニモ・リムの
人生と足跡をたどる。
そして、現地社会・国家への同化と韓国系移民と
してのアイデンティティーの問題について考えを
めぐらす。
△カストロとは大学同期、革命政府の次官補も務めたヘロニモ・リム
なかなか見ごたえのある作品だった。
■대통령의 7시간 「大統領の7時間」 2019年 〇〇〇〇〇
(917)
2019年公開のドキュメンタリー。
パク・クネ元大統領と霊能者親子、崔太敏・順実の特殊な
癒着関係について早くから注目し、その問題性を指摘し
続けてきたジャーナリストの手による作品。
ジャーナリストは、保守政権の圧力により放送局を
解雇された過去を持つ人物だ。
彼の、粘り強い取材や調査が、セウォル号惨事を
きっかけに日の目を見、パク政権(大統領と崔順実)を
追い詰めて行った展開は、実に感動的だった。
まさに、事実は小説(この場合は映画)より奇なり、
と言ったところか。
■졸업 「卒業」 2019年 〇〇〇〇-
(916)
2019年公開のドキュメンタリー。
公金横領や裏口入学の問題で某私立大学の理事長職を
解任された元国会議員(保守系)が、時の保守政権の
威光をバックに学長として復帰する。
そして、反対派の教職員らを解雇し、反対する自治会の
学生らには大量無期停学の処分を下す。
この作品は、自治会の学生らが、学長の退任と
学園の正常化を勝ち取り、真の意味で大学を
卒業するまでの軌跡を記録している。
学生らの運動は、パク・クネ政権打倒の運動とも
連動していくのだが、そのダイナミックな展開は、
実に見ごたえがあった。
■은지 : 돌이킬수 없는 그녀 「ウンジ」 2019年 〇〇〇--
(915)
2019年12月に公開された復讐ドラマ。
全羅南道のある小島を舞台に、一人の女性が、島を
裏で牛耳る悪辣な男たちに対し、15年越しの復讐を
果たす。
(終わり)
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彼はゲバラの同僚だった
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