■집 이야기 「家の話」 2019年 〇〇〇--
(929)
2019年11月に公開されたインディーズ系の家族ドラマ。
腕のいいカギ職人ではあるが気難しい性格をしている
初老の男と、新聞社で編集局の仕事をしている末の
娘が主人公。
△店の裏手が父娘の家(映画より)
物語の舞台は仁川(インチョン)の下町。
妻が男と離婚して家を出て行って以来、上の
娘家族も男と疎遠になってしまい、現在、男との
つながりを何とか維持しているのは下の娘だけ。
物語は、娘が古いアパートを出て新しいアパートを
決めるまで、しばらく仁川の実家で過ごすことに
なったところから始まる。
実は、その同居が父娘にとって、ともに過ごす
最後の時間になってしまう。娘は知らされて
なかったが、父親はがんを患っていたのだ。
何とも切ない父娘の物語だった。
△出前のチャジャン麺と酢豚を食べる父と娘(映画より)
ところで、「ヲタク」が気にし過ぎるから余計に
気になるのか。この映画でも、父娘がチャジャン麺と
酢豚の出前を取って食べるシーンが印象に残って
しかたなかった。
韓国の食文化を探求する意味からも、「ヲタク」自身、
もっと積極的にチャジャン麺を食べるべきなの
かもしれない。
(終わり)
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韓国映画と父娘の出前
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