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映画とハングルのZ

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오늘,우리  「今日、私たち」 2019年 〇〇〇--
(933)



2019年に公開されたインディーズ系の青春ドラマ。

4人の女性監督が、現代韓国社会を生きる4人の若い
女性を主人公に描いた、4編の短編映画のオムニバス。

それぞれに見ごたえのある作品だった。

この映画では、映画の本筋とは全く無関係ながら、
あらためて手書き(風)のハングル文字について
考えさせられた。

日常生活では、ほぼ全く手書きのハングルに接する
機会のない生活をしているのが「ヲタク」である。

ネットにしろ、印刷物にしろ、いわゆる綺麗で
見やすいハングルばかりである。

ところが、韓国映画の中では、時折、読みにくい
手書きのハングルを目にして困ることがある。

主に登場人物のメモや手紙が画面に映し出される
ような場面である。


△短編映画「대자보」(壁新聞)のオープニング・タイトル

今回の映画の場合は、4編目の短編映画の手書き風の
オープニング・タイトル。

「ヲタク」には、このタイトルの最初の文字が読め
なかった。

手書きで「Zи」(ラテン文字のゼットとキリル
文字のイ)のように書かれた文字。

確認してわかったのだが、正確なハングルでは
「대」と書くべき文字だった。

あるいは、この程度の「クセ」の存在は、ハングルを
使用する「大人」なら、自分が使うかどうかは
別問題として、わきまえておくべき範囲に含まれる
のかもしれない。


(終わり)


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