この週末、深夜のテレビでハリウッド映画を見た。
「フェイク シティ ある男のルール」(原題:Street Kings)
の日本語吹き替え版だ。
ロスアンジェルスの闇にうごめく犯罪者や腐敗警官らを、
情け容赦なくあの世に送る過激でダーティーな刑事。
「ヲタク」好みのノワール系の犯罪アクションだった。
できれば、もう一度見直してみたいと思い、ネットで
映画を探したところ、オリジナル版を見つけた。
そして、ほとんど理解できないオリジナル版(英語版)を
見ながらも、細かい部分でおもしろい発見をした。
映画の冒頭部、主人公がコリアタウンで韓国系の
犯罪集団をあの世送りにするシーンだ。
△英語の直訳か?おかしなハングルも登場(映画より)
日本語吹き替え版には登場しなかった言葉で、
「ヲタク」が明確に理解できた言葉が2つあった。
一つは「コニーチワ」。
主人公が韓国系の犯罪集団のメンバーに近づく際に
口にした言葉で、メンバーから、その挨拶は
日本語だと指摘された。
そしてもう一つが「SSIBAL」。
主人公が拉致された少女を救出するため、犯罪集団の
アジトを急襲し、メンバーらを全員射殺した際に、
一人のメンバーが口走った言葉だ。
△メンバーの1人が弾を撃ち尽くし「SSIBAL」の一言(映画より)
この言葉は韓国語の卑俗語で、「くそっ」くらいの
意味。
週末、深夜のテレビで洋画劇場を見ながらも、ついつい
「ヲタク」らしさを発揮してしまった「ヲタク」であった。
(終わり)
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洋画とコリアタウン
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