■기생충 흑백판 「寄生虫 白黒版」 〇〇〇〇--
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2019年度のカンヌ映画祭とアカデミー賞で
作品賞を同時に受賞した韓国映画の金字塔。
この作品は、その白黒版(カラー作品については、
釜山で鑑賞)。
持てる者と持たざる者、そして持たざる者同士の
間に横たわる絶望的断絶が生み出す悲喜劇を描いた
ブラック・コメディだ。
今回、この映画を見ながら、あらためて「ヲタク」が
注目したシーンが2つあった。
△いわゆる「ジェシカソング」(映画より)
一つは、韓国人なら誰でも知っている「独島(竹島)
ソング」のメロディーに乗せて自分がなりすます
架空の人物の名前や出身大、学科の先輩名などを
諳(そら)んじるシーン。
そしてもう一つが、社長家の間食であるチャパグリを
作って食べるシーン。
チャパグリとは、即席麺のチャパゲッティ(即席
チャジャン麺)とノグリ(即席激辛韓国ラーメン)の
ミックス麺。
社長家では、これに高級韓牛のサイコロステーキが
ふんだんに投入される。
映像で完成品を注意深く観察すると、チャパグリには
スープが全くない。
そこから、見かけはチャパゲッティ(チャジャン麺)に
近いことがわかる。
△カラー作品より
残念ながら味はわからない。
△カラー作品より
ただし、「ヲタク」自身、両方とも食べたことは
あるので、ある程度、想像は可能だ。
△赤みはないが、けっこう辛いことが予想される(カラー作品より)
おそらく、ノグリの粉末スープが加わっている分、
甘い黒みそ風味に激辛ラーメン風味の強烈なパンチ力が
加わっているはずだ。
韓国では一時期、映画とともに大きな話題になった
料理ではあるが、「ヲタク」は特に食べたいとは
思わない。
いずれにしろ、このチャパグリのシーンについて
だけは、本来のカラー作品で実際の色具合を確認
せずにはおれなかった「ヲタク」である。
(終わり)
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アカデミー賞と韓即席麺
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