■나는 보리 「私の名前はポリ」 〇〇〇--
(1106)
2020年に公開されたインディーズ系の家族ドラマ。
△迷子になった主人公にチャジャン麺の出前(映画より)
ドラマの舞台は江原道のカンヌン(江陵)市。
△甘口の黒味噌ダレが別になったタイプ(映画より)
少女ポリの家族である両親と弟は聴覚障がい者。
ポリは外では言葉を使い、家の中では手話で話す。
△1食目のチャジャン麺はやさしい婦警さんといっしょに(映画より)
そんなポリが、思春期の入り口を前にして、他人よりも
早く自分探しの旅を始める。
△友人のお父さんがチャジャン麺を配達(映画より)
ある日、彼女は、自分も大好きな家族と同じように
耳が聞こえないようになりたい、という衝動から
海に飛び込んでしまう。
△チャジャン麺の他、チャンポンと酢豚も(映画より)
幸いにして命を取りとめ、病院で目覚めたポリでは
あったが、その後しばらく、彼女は耳が聞こえなく
なったふりをして暮らす。
△2食目のチャジャン麺。両親は辛口チャンポン。(映画より)
この映画は、障がい者の家族の中で生きる健常者の
少女が、本当の自分自身を取りもどしながら、家族と
ともに成長していく物語だ。
なかなか見ごたえのある映画であった。
ところで、物語の本筋とは全く無関係ながら、この
映画で印象に残ったのは、何といってもチャジャン麺
(韓国式ジャージャー麺)。
チャジャン麺、チャジャン麺と、しつこ過ぎる気が
しないでもないが、気になってしまうのだから
仕方がない。
△3食目のチャジャン麺は出前が取れずインスタントで(映画より)
この映画では、チャパゲッティ(即席チャジャン麺)の
シーンも加えれば、主人公は実に4回もチャジャン麺を
食べたのである。
△4食目のチャジャン麺はTVで弟のサッカーの試合を応援しながら(映画より)
それにしても、登場人物の1人がこれほど多くの
チャジャン麺を食べる映画も珍しかった。
さらに言えば、この映画には、チャジャン麺
(正確には麺料理)の手話まで登場した。
△母親と手話でチャジャン麺について話すシーン(映画より)
もちろん、「ヲタク」が初めて目にするシーンだった。
(終わり)
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チャジャン麺を1人4食
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