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韓国映画と成人用玩具

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애인  「恋人」 〇----
(1134)



2005年に公開されたちょいエロの恋愛映画。


△体当たりの濡れ場を演じた主演女優はソン・ヒョナ(映画より)

7年間つきあった男性との結婚を目前に控えた
女性が、あるハンサムな男性と出会い、お互い
名前も知らないまま、1日だけの恋人として
激しく愛し合う。

美しい恋愛の思い出を一つくらいは持っていたい、
と思った女性。

婚約者の男から見れば、実に身勝手な浮気で
しかない「ロマンス」だ。

「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だった。

しかし、例によって印象に残る場面はあった。


△結婚を控えた男女(映画より)

一つは、ベトナム料理のレストラン。


△なぜか、男だけがフォーを食べている(映画より)

最初は、入ったレストランの種類がわからず、長い麺の
料理の正体がわからなかったが、それはフォーだった。


△店はベトナム料理店(映画より)

店名の「pho tai」は、原義的には「半煮え牛肉入りの
フォー」を意味している。

そして、もう一つが、女性の婚約者が恋敵に
投げつけた言葉。


△婚約者が恋敵を罵る場面(映画より)

日本語では、

「どうせお前は使い捨ての電動コケシじゃないか。
大人のおもちゃ。」

くらいになるだろうか。

ただし、「電動コケシ」と「大人のおもちゃ」の
2語については、もっとうまい表現がありそうだ。

正直、成人用玩具の世界に疎い「ヲタク」は、
この映画を見るまで、韓国語の「딜도」はもちろん、
英語の「dildo」も知らなかった。

ブログの品格を維持したいので、あえて、ここで
「딜도」の画像検索をリンクしたりはしないが、
映画で使われているくらいの言葉なので、その気に
なれば、韓国のネット上で使用例(実物も)は
いくらでも確認できる。

「ヲタク」としては、言葉だけなら、別に知って
おいても損はしないと思うが、この種の特殊な
商品名を記憶にとどめるかどうかは、読者次第
である。


(終わり)


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