■불륜의 시대 「不倫の時代」 〇〇〇--
(1155)
2013年に公開された社会派ドラマ。
主人公は出版社を経営する中年の既婚男性。長らく
女流作家と不倫中(過激なベッドシーンあり)で、
妻には無関心。
もう一人の主人公である妻は、夫の不倫に気づかない
ふりをしつつも、心の闇を広げて行く。
そして妻は、ひょんなことで出会った、ソウルに
暮らすアラブ系カナダ人青年との関係に急速に
のめり込んで行く。彼は、流ちょうな韓国語を
話し、繊細で心優しい人物だった。
彼は、幼児期に両親をイスラエルの爆撃で失った後、
カナダ人の養父母に引き取られ、カナダで大学教育
まで受けたことを話してくれた。
△青年を追い、インドのバラナシを訪れた妻<映画より>
その後しばらくして妻は、夫には弟の家に行くと
嘘を言い、青年を追ってインドのバラナシを訪れるが、
その地でテロに巻き込まれてしまい、あっけなく
命を落としてしまう。
青年は、イスラムの過激派団体のメンバーで、
インドのテロ事件も青年の属する組織が起こした
ものだった。
△爆発事件が起きたバラナシの繁華街<映画より>
全くのフィクション映画ではあるが、現在のように
急速にグローバル化が進む韓国では、全くあり得ない
話とも言えない(日本も同じだが)。
そこそこ見ごたえのある映画だった。
(終わり)
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韓国映画と不倫とテロ
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