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韓国映画と神童菩薩

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4인용 식탁 「4人用の食卓」 〇〇〇--
(1206)



2003年に公開されたホラーサスペンス。

結婚を前にしたインテリアデザイナーの男が、少女
2人の毒殺事件を目撃したことをきっかけに、激しい
悪夢や幻影(2人の霊)に苦しめられるようになる。

彼は、同じ霊を見ることのできたムダン(霊能者)の
娘の力を借り、自分を苦しめる悪夢や幻影の原因を
知ろうとする。

そして、自身が長らく記憶の底に閉じ込めて来た、
幼少期の陰惨で衝撃的な事件を知る。

彼は、事件を忘れるために7歳以前の記憶を完全に
失って生きて来たのだった。

しかし、彼は彼女の話を信じようとはせず、彼の
苦しみはさらに深まっていく...。

一方、ムダンの娘は、自分の特殊な能力が、他人が
忘れている重すぎる過去の真実を明らかにすることで、
他人ばかりか自分まで不幸にしていると思い悩み、
自ら命を絶つ。

男の家の4人用テーブルに、2人の少女の霊に加え、
彼女の霊が加わり、映画は終わる。

何とも中途半端な展開の映画だった。


△「神童菩薩」として酷使されていた主人公<映画より>

この映画で印象に残ったのは、主人公が幼少期、実の
父親から激しい虐待を受けながら、学校にも行かせて
もらえず、強制されていた仕事。


△来訪者に渦巻き状の円を描いた御札を授ける主人公<映画より>

彼は、丘陵地のスラム街の一角にある薄暗い小さな
家(寺院)の中で、神童菩薩として御札を書く作業を
強制されていた。

この仕事は、ひき逃げ事故と死体遺棄の現場を目撃
した彼が、後日、行方不明になった犠牲者の居場所を
「当て」(証言し)、彼の霊視能力がうわさになった
ことを利用した実父のたくらみだった。


(終わり)


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