■에듀케이션 「エデュケーション」 〇〇〇--
(1309)
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2020年に公開されたインディーズ系の社会派ドラマ。
某映画専門大学院の学生らが制作した卒業作品で、
制作には障がいを持つ一般市民らも協力している。
主人公は、大学4年生の女性。
大学で社会福祉を学ぶかたわら、地域の福祉団体が
斡旋する介護のアルバイトをしながら生活費や
学費を稼いでいる。卒業後は、スペインに留学する
計画だった。
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△文字を音声化するスマホで意思疎通する主人公と障がい者<映画より>
しかし、バイト中に腰椎を痛めてしまい、一時は
歩行も困難なほどに。
結局、彼女自身が通院を必要とする身となり、多額の
医療費も必要となった。
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△腰痛を抱えながら介護のバイトを続ける主人公<映画>
この映画では、深刻な状況にある介護の現場で
悪戦苦闘し、傷つき疲弊していく若者の姿がよく
描かれていた。
最後は、寝たきりの母親(1人親)のけがへの対処を
めぐり、生活に余裕のない若い息子と腰痛を抱えた
介護者(主人公)が取っ組み合いの喧嘩をする場面で
映画が終わる。
将来への展望は全く見えず、見ていて息苦しくなる
程だったが、かと言って綺麗な理念に沿うような
形で安易な展望を示しても、それは現実を裏切る
ことにしかならないだろう。
いろいろと考えさせられた映画だった。
(終わり)
(1309)

2020年に公開されたインディーズ系の社会派ドラマ。
某映画専門大学院の学生らが制作した卒業作品で、
制作には障がいを持つ一般市民らも協力している。
主人公は、大学4年生の女性。
大学で社会福祉を学ぶかたわら、地域の福祉団体が
斡旋する介護のアルバイトをしながら生活費や
学費を稼いでいる。卒業後は、スペインに留学する
計画だった。

△文字を音声化するスマホで意思疎通する主人公と障がい者<映画より>
しかし、バイト中に腰椎を痛めてしまい、一時は
歩行も困難なほどに。
結局、彼女自身が通院を必要とする身となり、多額の
医療費も必要となった。

△腰痛を抱えながら介護のバイトを続ける主人公<映画>
この映画では、深刻な状況にある介護の現場で
悪戦苦闘し、傷つき疲弊していく若者の姿がよく
描かれていた。
最後は、寝たきりの母親(1人親)のけがへの対処を
めぐり、生活に余裕のない若い息子と腰痛を抱えた
介護者(主人公)が取っ組み合いの喧嘩をする場面で
映画が終わる。
将来への展望は全く見えず、見ていて息苦しくなる
程だったが、かと言って綺麗な理念に沿うような
形で安易な展望を示しても、それは現実を裏切る
ことにしかならないだろう。
いろいろと考えさせられた映画だった。
(終わり)