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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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タチャのチャジャン麺

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韓国映画とチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)の関係という、枝葉末節にこだわり続けている「ヲタク」。
「神は細部に宿る」という言葉を聞いたことがあるが、はたして、こういう細部にも神は宿っているのだろうか?
「ヲタク」としては、そこに神がいてもいなくても、もうしばらくは、自身のこだわりのおもむくままに、韓国映画の中のチャジャン麺を追い続けてみようと
考えている。
今回、ゴールデンウィークの連休を活用して「ヲタク」が
観察した韓国映画は、「タチャ イカサマ師」シリーズの
3作。

それぞれ、プロのイカサマ賭博師たちの狂気と波乱に
満ちた人生を描いたヒット作だ。

第1作目と第2作目の「タチャ イカサマ師」(2006年公開、
鑑賞番号108)と「タチャ~神の手~」(2014年公開、
鑑賞番号293)は、花札賭博が題材になっている。

そして、第3作目の「タチャ ワン・アイド・ジャック
(2019年公開、鑑賞番号821)の題材は、ポーカーゲームだ。

さて本題は、このシリーズ3作品とチャジャン麺の関係。


△第1作に登場したチャジャン麺のポスター

第1作では、主人公の母親が営む中華料理店の店内で、
大型エアコンに貼られたチャジャン麺のポスターが
登場した。

ただし、実物は登場せず、ちょっとがっかりさせられた。

続く第2作では、前作の主人公の甥にあたる青年が
主人公。


△第2作でも主人公の店は「国際飯店」

甥の青年も、同じ中華料理店で育った設定だ。


△出前箱に収まったチャジャン麺にチャンポン、酢豚など

この第2作では、主人公が出前を届けるシーンに実物の
チャジャン麺が登場した。


△チャジャン麺と割りばし

しかも、出前箱を開け、手際よくチャジャン麺を
取り出すシーンに加え、食後の皿を素早く回収する
シーンまで、実に丁寧に(?)描写されていた。


△食事後の皿を回収

そういう意味で、「ヲタク」のこだわりに、しっかり
応えてくれた作品が、この第2作だったと言えよう。

そして、最後の第3作。

前の2作品との直接的な連続性がなく、舞台設定も
異なる、この作品には、残念ながらチャジャン麺は
一度も登場しなかった。


△母の手作りのチャプチェを手づかみで食べる主人公

一方、韓国料理のチャプチェ(韓国風春雨料理)が登場する
シーンがあり、新鮮味は感じさせられた。



(終わり)

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