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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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鼻にはチャジャンソース

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韓国映画とチャジャン麺の関係を探る「ヲタク」の旅は、まだまだ終わらない。
今回の対象作品は、2011年に公開された社会派映画のヒット作「トガニ 幼き瞳の告発」(鑑賞番号148)。


△主人公が子どもたちを励ました店は庶民的な中華料理店

この映画の中では、主人公の青年と協力者の女性が、勇気をふり絞り法廷に立った子どもたちを励ます場面でチャジャン麺が登場した。


△料理はチャジャン麺

やはり、こうした場面には庶民派のチャジャン麺がよく似合う。何と言っても、チャジャン麺は韓国の
「国民ヌードル」なのだ。


△女の子の鼻の頭にはチャジャンソース

さらに、当初は主人公の行動に強く反対していた母親が
裁判闘争の意味を理解し、子どもたちに励ましの差入れを
する場面では、「国民ドリンク」のバナナ牛乳も登場し、
観る者の気持ちを和ませてくれた。


△子どもたちへの差し入れにはバナナ牛乳も

一方、被告の校長らの弁護士(退職判事)が、主人公を
呼び出し、お金で懐柔しようとした会食の場は、日本式の
料亭だった。

テーブルの上には、いかにも高くておいしそうな
刺し身が綺麗に並んでいた。


△主人公をお金で懐柔しようとした場所は静かな日本式料亭

やはり、こうした場面にイメージ的にぴったり来る料理は
刺し身だ(?)。

結局、主人公は刺し身には一切、手を付けず、お金も受け
取らなかった。

チャジャン麺にしろバナナ牛乳にしろ、はたまた料亭の
刺し身にしろ、それぞれ社会的に広く形成されたイメージと
いうものがあり、それが映画にもストレートに反映されて
いるのである。



(終わり)

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