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韓映画と日本人受刑者

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범털 2  「塀の中の帝王 2:ゼニの戦争」 〇〇〇--
(1432)



2021年に公開された監獄アクション映画。シリーズの
第2作だ。

前作で主人公に敗れ屈辱を味わった巨大組織の会長が、
出所後、刑務所の外からお金の力を使い、再度、主人公の
抹殺をはかろうとする。

会長は、刑務所幹部を買収し、さらに刑務所内に自分の
手足となって働く実行部隊を作る。

しかし、その過程で会長が無残に切り捨てた刑務所内の
有力ヤクザ(プサンの組織)の部下が、刑務所外で
会長に報復を加える。

結局、今回も、塀の中の帝王は危機を脱し、良識派
刑務官とともに刑務所内の平和を取り戻した。


△手前から中国朝鮮族、韓国系アメリカ人、日本人(韓国人俳優)

この映画で印象に残ったのは、刑務所のグローバル化だった。
これは、ある程度、現実の韓国社会の動きを反映したものと
見ていいだろう。

刑務所の中には中国朝鮮族や韓国系アメリカ人もいれば、
日本人もいた。(韓国系アメリカ人受刑者は帝王を助け、
朝鮮族と日本人の受刑者は会長側に付いた。)

日本人受刑者の罪状は、何と「振り込め詐欺」。

実際に、韓国内の「ボイスフィッシング」(振り込め
詐欺)に係っている日本人がいるのだろうか?

ちょっと気になった。


(終わり)

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