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チャジャン麺の光と影

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2012年公開の韓国映画「容疑者X  天才数学者のアリバイ
(鑑賞番号277)。日本の小説を原作にした「ヲタク」の
大好きな作品だ。


△彼女の作る弁当を「ヲタク」も食べてみたい

主演女優のイ・ヨウォンも、何度見ても魅力的である。

ところで、先日、久しぶりにこの映画を見た「ヲタク」は、
あることに気付かされた。

実は、韓国映画とチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)の
関係にこだわり続ける「ヲタク」が、チャジャン麺について、
これまで避けて来た話題があったのだ。

問題のシーンは、車の中で2人の刑事が捜査について
語り合う会話部分(下画像)。


△標準語をプサン方言のアクセントで話す後輩刑事(右)

具体的には、後輩刑事が口にした以下の発言。

김철민이 통화한 기록도 나왔는데 9일 낮에  짱깨 시켜 
먹은 거 말고는 진짜 별거 없다니까요.
(キムの通話記録も出て来たけど、9日の昼にチャジャン麺の
出前を取った以外、本当に何もないんだから。)

この発言の中に、チャジャン麺の別称とも言える「짱깨」
なる言葉が登場したのだ。


△チャジャン麺を食べながらキムの取ったチャジャン麺を証言した旅館の主人

これまで「ヲタク」が、この「짱깨」なる言葉を避けて
きたのは、この言葉が中国料理店の店員や中国人全般に
対する差別的な蔑称としても使われているからだ。

今回あえて、この「짱깨」なる言葉を話題にはしたが、
個人的には、韓国語学習者はもちろん、たとえ韓国人
であっても、口にすべき言葉ではない、と考えている。



(終わり)

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