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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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韓映画とほら吹き男爵

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ここ2、3年、韓国映画にハマっている「ヲタク」。
韓国映画を見ることで、映画を楽しみながら韓国語や
韓国事情の学習ができることはもちろん、広く社会
勉強もできるので、「ヲタク」自身、今の状態に
けっこう満足している。
先日、インチョンを舞台にしたノワール風サスペンス「悪人がいっぱい」(鑑賞番号102)を再鑑賞した折りにも、「ミュンヒハウゼン症候群」なる精神病理に
ついて少し学んだ。

前回の鑑賞では、おそらく聞き流した専門用語である。
物語の中で、保育園の園長であり、物語の裏の主人公である美形の悪女は、自らの目的達成のためになら、
平気でウソもつくし、場合によってはテンカン病の
発作のふりまでする。


△園長の秘密を証言する保育士

しかし、彼女の元で働く保育士の女性は、彼女の病気が
「仮病(꾀병)」であることを見抜いており、主人公に
証言してくれた。しかも、上述のミュンヒハウゼン症候群
なる専門用語まで使いながら。

それでも、主人公の男は、園長の女性の真の恐ろしさを
見抜くことができず、食事(中華街の餃子)の約束を
すっぽかされたあげく、帰途、彼女の放った2人組の
刺客に刺されてしまう。


△最大の悪人は悪徳社長の1人娘だった

映画は、主人公の生死をぼかしたまま、園長の不敵な
笑みを映しながら終わる。

韓国映画は、サイコを描くのが非常にうまい。


(終わり)

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