△出前のバイクがラジオ放送局を目指す
韓国映画の名作「ラジオスター」(鑑賞番号424)を久しぶりに
再鑑賞した。
△放送局の白黒モニターに映る出前バイク
7、80年代の名曲を聴きながら心地よいカタルシスを感じる
ことのできるヒューマンな映画だ。
△放送局正門の守衛とあいさつを交わす出前の青年
この映画にも、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式
ジャージャー麺)がしっかり登場した。
△主人公のチャジャン麺を混ぜてあげるマネージャー
しかも、物語の展開の要所要所に顔を出し、物語を脇(裏)から
盛り上げた。
△ソースと麺がしっかり絡んだチャジャン麺
文字通り、りっぱな脇役だった、と言える。
△チャジャン麺を食べるラジオ番組の関係者
チャジャン麺自体が登場したシーンが実に4度。
△主人公にサインをせがむ配達夫の青年
最初の関連シーンでは、カット数も非常に多かった。
△コック服の背中にサイン
また、この映画では、チャジャン麺のみならず配達夫の青年
(中華料理店の店員)が、端役として大きな存在感を発揮した。
△今は落ちぶれている主人公も、昔は一世を風靡したことのある元大スター
青年の登場の仕方からして、まさに異例だった。
△無理やり番組関係者の会話に割り込む配達夫の青年
青年の運転する出前のバイクがラジオ放送局に近づくカットに
始まり、局内の白黒モニターに映し出され、そして正門の守衛に
あいさつ。
△付け合わせの生玉ねぎにチャジャンソースを付け、口に運ぶ局長
チャジャン麺を配達した後も、主人公らが食事を終えるまで
局内に居座り、今は落ちぶれているとは言え、往年の有名歌手
だったDJの主人公にサインを求めた。
△ボランティアで局内の廊下をモップ掛けする配達夫の青年
サインしてもらった場所は、コック服の背中。
△小麦粉をこねる最中、主人公のラジオを聴きながら踊る青年
その後も青年は、映画の終盤まで活躍を続け、チャジャン麺と
ともに映画を脇(裏)から盛り立てていく。
△ある日のリスナー参加コーナーに登場した青年
局内の廊下のモップ掛け。
△スタジオの休憩室でもチャジャン麺
配達がない午後は、主人公のラジオを聴きながら麺づくり。
△番組の呼びかけに応じ、花屋の青年が準備した大量の花を女性に届ける青年
配達のついでに、スタジオではラジオ番組へもリスナーとして
生出演。
△女性に花屋の青年の心のこもった花を届けた配達夫の青年
主人公の番組で切ない片思いを告白した花屋の青年の恋の
成就をアシストするため、主人公DJがリスナーたちに呼びかけた
女性への赤い花配達活動にも、一(いち)リスナーとして
積極参加(花屋と女性は後に結婚)。
△番組の屋外公開放送で、恋する女性に積極的に接近する青年
さらに、青年はただ他人の恋をアシストするだけではなかった。
△ステージのバラード曲に恍惚となる青年
番組の屋外公開放送の場では、自分が恋するコーヒーショップの
女性店員に、嫌がられながらも積極アタック。
△麺づくりに励みながらラジオに聞き入る青年
2人はともに主人公のラジオ番組の大ファンで、チャジャン麺、
コーヒーと運ぶ物こそ違え、バイクで街中に品物を届けている。
△配達途中、2人で並んで川岸に腰掛け、デート休憩
いつの間にか青年は女性の心をつかみ、仕事途中に川岸で
デートする仲に・・。
チャジャン麺ウォッチャーのブログ主には、たまらない一作
だった。
(終わり)