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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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少年の口元にソース痕

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스카우트 「スカウト」 〇〇〇〇-
(1751)



2007年に公開されたコミカルタッチの社会派ドラマ。

光州事件の悲劇を背景に、後に「韓国の至宝」とまで呼ばれる高校球児
宣銅烈(ソン・ドンヨル)投手の獲得をめぐり、延世大学のスカウトの
男が繰り広げる失敗劇と悲恋の物語を描いた「99%フィクション」
(冒頭の説明文)の映画。

結果的に宣選手獲得よりも女性への愛を優先させ、光州事件に
巻き込まれてしまった男が女性と結ばれない結末は、ブログ主の
期待を大きく裏切った。

かろうじて、男が生きのびていたことと、彼女の心の中に美しい
思い出として男が生き続けていることには救いを感じた。

なお、この映画にはブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国風
ジャージャー麺)が、直接、登場することはなかった。


△何を食べているのか、料理は一切、画面に映らなかった

それでも、主人公が小学校の校庭で食事(おそらく出前)をごちそう
してあげた小学生の口元に、ごく微量のチャジャンソースが付いて
いたシーンを、ブログ主は見逃さなかった。


△小学生の口まわりには微量のチャジャンソース

この小学生が、チャジャン麺を食べた確率は99%以上と見てよい。


△男は女性の大学の先輩で一時期は恋人同士だった

また、主人公の男と女性の会話シーンで、印象に残るチャジャン麺
関連のセリフもあった。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

韓国映画の中には、チャジャン麺を直接、目で見なくても、心で
感じながら見る映画もある、ということだ。



(終わり)

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