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마담 뺑덕 「マダム・ペンドク」 〇〇---
(1806)
2014年に公開された成人指定の愛憎劇。GYAOにて鑑賞。
孝行娘・シムチョン(沈清)と盲目の父、そして継母となる悪女の
ペンドクの3人が主要な登場人物となる説話「
沈清伝」をベースに
翻案・創作された、愛憎入り混じる現代版の復讐劇。
いわば「シン・沈清伝」だ。
△フェリーらしき船に乗せられ日本に売られた現代版シムチョン(沈清)
ペンドクによる利己的な男(父親)への復讐、そして日本に売り飛ば
されるも大金持ちのパトロンを得た娘によるペンドクへの復讐という
2つの復讐劇を軸とする物語だったが、展開が極端過ぎて感情移入の
難しい映画だった。
(終わり)