■영웅 「英雄」 〇----
(1808)
2022年に公開され、320万を超える観客を動員したミュージカル時代劇。
伊藤博文を暗殺した安重根を、自己陶酔的な愛国史観に基づき、偉大な
聖人として描きあげたミュージカル映画だ。
この映画で驚かされたのは、日本語の歌も数多く披露されていた点だ。
△1926年完成の朝鮮総督府庁舎前で1909年死亡の伊藤博文が歌う
中でも、朝鮮総督府庁舎(1926年完成)前で大勢の日本兵といっしょに
伊藤博文(1909年没)が「大東亜共栄」(1940年以降、一般化した理念)
の歌を朗々と歌い上げるシーンには、驚きを通り越し、正直、あきれて
しまった。
あまりにも歴史を軽んじた、実にシュールなシーンだった。
△演壇の上に立ち、日本語で「大東亜共栄」を朗々と歌い上げる伊藤博文
それにしても、いくら娯楽作品とは言え、この種の愛国映画が韓国
文化の発展や成熟に寄与するとは、とても思えない。
余計なお世話だろうか?
(終わり)
(1808)
2022年に公開され、320万を超える観客を動員したミュージカル時代劇。
伊藤博文を暗殺した安重根を、自己陶酔的な愛国史観に基づき、偉大な
聖人として描きあげたミュージカル映画だ。
この映画で驚かされたのは、日本語の歌も数多く披露されていた点だ。
△1926年完成の朝鮮総督府庁舎前で1909年死亡の伊藤博文が歌う
中でも、朝鮮総督府庁舎(1926年完成)前で大勢の日本兵といっしょに
伊藤博文(1909年没)が「大東亜共栄」(1940年以降、一般化した理念)
の歌を朗々と歌い上げるシーンには、驚きを通り越し、正直、あきれて
しまった。
あまりにも歴史を軽んじた、実にシュールなシーンだった。
△演壇の上に立ち、日本語で「大東亜共栄」を朗々と歌い上げる伊藤博文
それにしても、いくら娯楽作品とは言え、この種の愛国映画が韓国
文化の発展や成熟に寄与するとは、とても思えない。
余計なお世話だろうか?
(終わり)