■제비 「ツバメ」 〇〇〇〇-
(1859)
2023年に公開されたヒューマンな社会派サスペンス映画。
30代後半に見える大手建設会社社長2世の男性が、失踪した母親の
居場所を探し出す過程で、自分の出生にも関わる両親の秘密を少しずつ
解き明かしながら、自分自身の人間性を回復させていく。
△主人公役をしぶい演技で好演したプサン出身の俳優ウ・ジヒョン
建設会社の社長として成功した男性の父親は、軍事独裁政権時代、同じ
大学の運動仲間である女子学生(青年の母)を守るため、心ならずも
公安警察のスパイ(프락치)として、逃走中のリーダー(あだ名が
ツバメ先輩)の逮捕に協力した過去を持っていた。
そして、そのリーダーこそ、当時、母親と将来を誓い合っていた、男性の
生物学的父親であり、逮捕後の拷問により命を奪われ、死体さえ闇に
葬られた人物だった(彼には身寄りがいなかった)。
そうした育ての父親の秘密を知る元公安警察の老人が、偶然に父親の
現在を知り、自供を録音した当時のカセットテープの存在をネタに
父親を脅迫し始めたことで事件が引き起こされて行くことになったの
だった・・。
見ごたえのある、なかなかいい映画だった。
(終わり)
(1859)
2023年に公開されたヒューマンな社会派サスペンス映画。
30代後半に見える大手建設会社社長2世の男性が、失踪した母親の
居場所を探し出す過程で、自分の出生にも関わる両親の秘密を少しずつ
解き明かしながら、自分自身の人間性を回復させていく。
△主人公役をしぶい演技で好演したプサン出身の俳優ウ・ジヒョン
建設会社の社長として成功した男性の父親は、軍事独裁政権時代、同じ
大学の運動仲間である女子学生(青年の母)を守るため、心ならずも
公安警察のスパイ(프락치)として、逃走中のリーダー(あだ名が
ツバメ先輩)の逮捕に協力した過去を持っていた。
そして、そのリーダーこそ、当時、母親と将来を誓い合っていた、男性の
生物学的父親であり、逮捕後の拷問により命を奪われ、死体さえ闇に
葬られた人物だった(彼には身寄りがいなかった)。
そうした育ての父親の秘密を知る元公安警察の老人が、偶然に父親の
現在を知り、自供を録音した当時のカセットテープの存在をネタに
父親を脅迫し始めたことで事件が引き起こされて行くことになったの
だった・・。
見ごたえのある、なかなかいい映画だった。
(終わり)