△中華街東門(上海門)のすぐ近くに位置するニューカマーの中国料理店
2023年夏のプサン訪問で、ブログ主がプサン最後の食事に選んだのが、
「蘭州牛肉麺」。店の名前も「88 蘭州牛肉麺」で、プサン中華街に
ある料理店だ。日本語では、この料理を「蘭州ラーメン」と訳すのが
適当なのかもしれない。
実は、これまで、中国朝鮮族を中心に新しく韓国で広まっている、
いわゆる東北料理については、あまりいい印象(美味しい記憶)が
残っていないので、少なからず迷いのある選択だった。
しかし、この機会に賞味しなければ、後々、悔いが残りそうだったので、
思い切って決断した。
結果、この選択は大正解だった。
これまでブログ主が賞味した中国東北系の料理の中では、最高の美味
だった。スープは、優しい口当たりながら、独特の濃くと不思議な
パンチ力を持っていた。食後もかなり長い間、口の中と胃がジンジンする、
しかも心地よい余韻が続いた。
どんな香辛料を使っているのかは知らないが、これぞまさしく、中国
四千年の歴史の賜物(たまもの)だろう。
いっしょに飲んだハルビンビールも、実においしいビールだった。
(終わり)