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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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主人公だけチャンポン

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■30일   「30日」  〇〇〇〇〇
(1949)



2023年に公開され、210万を超える観客を動員した異色の
ラブコメディー。

協議離婚の手続きとして要求される30日の熟慮期間の間に自動車事故で
同時に記憶を喪失してしまった若い夫婦が、紆余曲折を経て愛を取り戻す
物語。

シニアのブログ主が見ても、心が若返るような、実に新鮮で面白い
映画だった。

ところで、この映画にもブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式
ジャージャー麺)が一度、登場した。


△チャジャン麺を食べる主人公の友人ら

主人公の男が、友人らといっしょに出前の中華を食べるシーンだった。


△左奥が主人公の男

このシーンでユニークだったのは、チャジャン麺を食べる3人の
友人に対し、ビビンバ好きの主人公の男だけが1人、チャンポンを
食べていたことだ。


△チャンポンの麺には箸をつけない男

しかも、細かいことを書けば、男はチャンポンの麺には箸をつけず、
スプーンでスープばかりすくって飲んでいた。


△チャンポンのスープをスプーンですくう主人公

これに似たシーンを全く見たことがないわけではないが(※例えば
彼とわたしの漂流日記」)、なかなか粋な演出をしたものである。


△チャンポンのスープを口に入れる主人公

笑えなかったが、インパクトだけは強烈だった。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

韓国映画では、主人公にあえてチャジャン麺を食べさせないことで、
確かなインパクトを生み出すこともできるのだ。


(終わり)

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