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Channel: 福岡発 コリアフリークなBlog
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引越しと中華麺の関係

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빈틈없는 사이   「隙間のない関係」  〇〇〇--
(1984)



2023年に公開された異色のラブコメディー。フランス映画が原作の韓国
リメイク版だ。(※原作は「Blind Date」< 2015> )

物語の主要な舞台は、中小のビルが肌を寄せ合うように密集した街の
一角で、お互いに背面を共有し合う特殊な構造を持った2棟の雑居ビル。
主人公である2人のアラサー男女が、入り口も別々の、その2棟のビルで
隣同士(背中合わせ)の部屋に暮らすことになった。



2つの部屋(ビル)を隔てる壁は、パネル1枚ほどの極薄で防音措置も
とられていない。隣の部屋の会話や生活音がそのまま聞こえる特殊な
環境の中で、2人の男女の実に奇妙な「精神的同居」生活が始まる。

まず、2人は壁越しに激しく衝突する。そして、紆余曲折の後、顔も
知らないままに恋に落ち、最後の最後に広い横断歩道の真ん中で対面して
映画はハッピーエンド。

心温まる、なかなか面白い映画だった。

なお、この映画にも、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャー
ジャー麺)が、しっかり登場してくれた。


△引っ越し作業後、友人たちとチャジャン麺を食べる主人公(左から2人目)

主人公の男が、何も知らずに、格安のくだんの部屋(元倉庫)に引っ越した
日のことだ。


△チャジャン麺を食べる主人公

主人公と友人たちが引っ越し作業を済ませた後、そろってチャジャン麺を
食べるシーンだった。これは、韓国社会の慣習に則った、お決まりの定番
シーンだったと言える。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

今さら書くまでもないことだが、韓国映画では、登場人物が引っ越しを
した場合、チャジャン麺の登場確率が極度に高まる。おそらくは、実社会
以上の確立で・・。


(終わり)

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