△延吉市郊外の昔ながらの胡同
いくら朝鮮族の自治州でも、おそらく中国内で韓国の衛星放送を
見るのは公的には認められていないはずだ。
△延吉市郊外の昔ながらの胡同
インターネットの利用にすら厳しい制限を加えている中国当局が、
自由主義国(韓国)の衛星放送について自由な視聴を認めているとは
考えにくい。
△壁にははっきりと「한국위성(韓国衛星)」の文字が見える
しかし、実態として延吉市において、朝鮮族のかなりの世帯で
韓国の衛星放送を見ているのではないかと考えざるを得ない。
上記の画像からも見て取れる通り、韓国の衛星放送を見るための
受信器具が、何らかのルートで売買されているのは間違いない。
朝鮮半島に近い延吉ならば、受信器具さえそろえれば、2、3の
衛星を通じ、韓国の主要テレビ局の放送が無料で見れるのだ。
その気になれば、有料サービスのSkylifeを見ることだって可能だろう。
△延吉市郊外の昔ながらの胡同
百度地図のストリートビュー(2014年5月撮影)では、延吉市の
かなりの世帯が衛星放送を受信していることが確認できる。
中国のテレビ放送は、CATV(ケーブルテレビ)が主流だとのこと。
△非常にアンテナの多いマンション
中国のテレビを見るためなら、わざわざアンテナまで設置して
衛星放送を見る必要はないのだ。
(終わり)
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延吉と韓国の衛星放送
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