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延吉の校園警務室

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百度地図のストリートビュー(2014年5月撮影)を使った延吉観察には、
まだまだ興味が尽きない。


△延吉の校園警務室(幼稚園)

自分でもあきれるほどだ。


△上記の警務室が設置された幼稚園

おそらく、いい意味でも悪い意味でも「ヲタク」の常識を覆(くつがえ)す
世界の現実の一端が、そこに写り込んでいるからだろう。


△延吉の小学校

韓国語の通じる朝鮮族自治州とは言っても、そこは中国だ。


△延吉の小学校

ストリートビューで街の表層をのぞくだけでも、日本や韓国とは
全く異なった価値観が見て取れる。


△安図県の小学校

例えば、幼稚園(一定規模以上)から小学校、中学校(日本の中高併設)の
校門横に例外なく設置されている「校園警務室」(警官詰所)。


△延吉の中学校(中高併設校)

延吉や安図県の学校には、子どもの安全を守るため、わざわざ公務員
(警察官)が配置されているのだ。


△延吉の中学校(中高併設校)

別の言い方をするなら、延吉や安図県など朝鮮族自治州の学校では、
学校の校門横に必ず派出所がある、ということだ。


△延吉の中学校(中高併設校)

ストリートビューからは、教育の内容や質を測り知ることはできない。


△延吉の中学校(中高併設校)

しかし、朝鮮族自治州(おそらく中国)では、教育という人間の営みに
それ相応のお金をかけ、関心を注ぎ、力も入れていることが、少なくとも
各種の学校の立派な外観から読み取れるような気がする。


△安図県の中学校(中高併設校)の警務室を校庭側から見る

なお、延吉市のお隣、安図県のある中学校の校園警務室には、駐在する警官の
顔写真まで張り出されていた。


△上記と同じ警務室

警務室の仕事は、「ヲタク」が思うほど楽なものではないのかもしれない。



(終わり)





参加カテゴリ:地域情報(アジア)


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