百度地図のストリートビュー(2014年5月)で延吉市の街を観察し
ながら、「ヲタク」がつくづく考えたことがある。
△延辺大学前のマンション「大学城」
それは、日本は中国から「門」という文字は学んだが、「門」の
文化そのものは学びそこねたのではないか、ということだ。
△大学城の門
「ヲタク」の感覚で言えば、何もそこまで仰々しい門など必要ないの
ではないか、と思えるような門を、延吉ではよく目にする。
△延辺大学の正門
マンションしかり、大学しかりだ。
△マンション「恒坤清華園」
しかし、よくよく考えてみると、30mを超える、まるで城郭のような
天安門も中国の文化ならば、延吉の大学やマンションの大きな門も中国の
文化なのだ。
△「恒坤清華園」の門
見るがいい。
延吉のマンション「恒坤清華園」の門は、本当に漢字の「門」のような
形をしているではないか。
こういう門こそが、本物の「門」なのだろう。
(終わり)
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延吉に見る「門」の文化
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