日本と朝鮮半島の間の悠久の歴史を今に伝える高麗(こま)神社。
様々な歴史の試練をくぐりぬけながら、地域の人々は朝鮮(高句麗)
ゆかりの神を、現代にいたるまで大事にまつり続けてきた。
何とおおらかで度量の広い信仰心であることか。
一方、昨今の日本社会の風潮を見ていると、北朝鮮(や韓国)に
向かって「石」を投げつけない者は、まるで非国民でもあるかの
ような雰囲気が醸(かも)し出されている。
そんな雰囲気が漂う9月20日、天皇夫妻が貴重な私的時間を割いて、
わざわざ埼玉県の高麗神社を参拝した。
日本と朝鮮半島の和解と平和を願う強い思いがなければ、決して
なし得ない行動である。
その辺の事情は、韓国メディアにも十分に伝わっていたようで、
「ヲタク」が見た限り、全ての韓国メディアが今回の参拝を
好意的に伝えていた。
特に、YTNは、天皇家と百済王族との「ゆかり発言」やサイパン島
慰霊訪問の際、韓国人犠牲者の慰霊碑に黙とうを捧げたことなども
紹介しながら、今回の参拝を詳しく報じていた。
例によって、キャプチャー画像で記録しておく。
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天皇の高麗神社参拝
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