■건축학개론 「建築学概論」 2012年 〇〇〇--
年末から韓国映画にハマっておよそ1か月。
そろそろ、このマイブームに区切りをつけようと選んだ映画が、
「건축학개론」(建築学概論)。
韓国の恋愛映画史上、最高の観客動員記録(410万人)を持つ2012年
公開の作品だ。
些細な行き違いから終わってしまった初恋の思い出を大切に生きて
きた30代半ばの男女が再開し、当時のお互いの本当の気持ちを
確認しあう。
そして、2人はまた、それぞれの日常に戻って行く。「ヲタク」の
ような中高年男から見れば、何とも切なく、また、中途半端な結末
である。
2人はまだ若い。2人で生きて行く人生を選択させたってよかったの
ではないか。
特に、主人公の女性は、これから先、初恋の男の作った家で、形に
なった初恋の思い出に囲まれて、ずっと生きて行くことになる・・・。
はたして、それで女性は幸せになれるのか?
次回のプサン訪問では、この映画にも出ていた「짱깨」、つまり
韓国式ジャージャー麺でも食べながら、この恋愛映画について
再度、思いを巡らせてみるのも悪くはないだろう。
(終わり)
↧
韓国映画の建築学概論
↧