■보안관 「保安官」 2017年公開 〇〇〇--
2017年、約260万の観客を動員したアクションコメディ(年間14位)。
プサン市の機張郡を舞台にした映画だ。
△映画より
良心的な開発業者を装い機張を覚醒剤取引の中継地として利用しよう
とする「アジアの麻薬王」の悪だくみを、「保安官」のあだ名を持つ
元刑事の主人公と相棒(妻の弟)が暴いていく。
それにしても、韓国のアクション映画には「元刑事」が、よく登場
する。
昨年の年末から通算で110本を超える韓国映画を観てきた「ヲタク」の
素朴な印象である。
もっとも、この映画では、事件解決後、警察が自らの威信を守るため、
「秘密の潜伏捜査をしていた刑事が大手柄を立てた」という筋書の
新聞発表をし、主人公は晴れて(?)刑事に復職するという落ちが
ついていた。
なお、この映画では、主役を始め主要な登場人物をプサン・慶尚道
出身者が占めていたこともあり、プサン方言は、マイルドながら
かなり自然なものだった。
さらに、地域で人気のロシアンバーが登場していた点など、最近の
プサンの変化も、映画に反映されていた。
(終わり)
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釜山市機張郡と元刑事
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