韓国を代表する人気男優のファン・ジョンミン(黄正民)は、慶尚南道
馬山(現昌原市)の出身。
馬山と言えば、「ヲタク」の妻の妹の夫の故郷。(2人の長女が
最近、福岡に遊びに来た。)
2人は結婚式を馬山で挙げたので、「ヲタク」も、あの頃はまだ元気
だった妻の長兄といっしょにプサンから送迎バスに乗り込み、馬山の
式場まで出かけたことを昨日のことのように思い出す。
20年ほど前の話だ。
この週末、ファン・ジョンミンが主演で慶尚道方言を話す映画を
2本見た。
彼の話す方言は、決してわざとらしくはないが、かと言って、地元の
人が話すコテコテの慶尚道方言でもない。
アカ抜けした方言とでも言えばよいのだろうか。
いずれにしろ、「ヲタク」が慶尚道方言を強く意識しながら観た
2本の映画を記録しておく。
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■사생결단 「死生決断」 2006年 〇〇〇--
プサンを舞台にしたノワール映画。
主人公の刑事は、プサンの覚醒剤販売を取り仕切る大物を逮捕する
ため、市内のある地区を縄張りとする売人と手を結ぶ。
結末には、3人それぞれに、韓国ノワールらしい破滅が待っている。
■히말라야 「ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆」 〇〇---
慶尚南道固城出身の実在の登山家をモデルとする映画。
命をかけて険しい山にいどむ登山家たちの絆が描かれた映画だが、
正直、「ヲタク」には共感しがたい世界の話であった。
(終わり)
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馬山出身の映画俳優
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